「グラスウール」



「グラスウール」(吸音・断熱・遮音補強材)


グラスウールは、ガラスを高温で溶かし、綿状に繊維化したものにバインダー(接着剤)混ぜ、
熱して押し固め製造された吸音・断熱材です。

グラスウールは内部に連続した無数の空気室をもつ多孔質材料で、グラスウールに
入射した音のエネルギーが、内部の細かい空気室に伝わる事で、ガラス繊維や空気を振動させ、
音のエネルギーを熱エネルギーに変換します。この原理によりグラスウールは低音域から
高音域まで優れた吸音性を発揮します。


また、遮音材である、石膏ボードや遮音シート等と複合構造にして遮音性能を向上させる
「遮音補強」に使用することができます。

石膏ボードとの組み合わせは、日本を代表する石膏ボードメーカー「吉野石膏」の
高性能遮音壁の標準仕様にも組み込まれています。

スタジオの吸音材、ホテル等の高い遮音性を求められる高性能遮音壁、
大音量の映画館で劇場と通路との間仕切壁、劇場どうしの間仕切壁など
様々な場所で使われています。


[グラスウール/ボードタイプ]  [グラスウール/ロールタイプ]  [グラスウール/パック入りタイプ]



※人造鉱物繊維断熱材である「グラスウール」は、高い発ガン性を持つ
「アスベスト(天然鉱物繊維)」 とは全く異なるものなのでご安心下さい。

[グラスウールの安全性についてはこちら]